猫が天井を見つめて鳴く理由。その先にいたのは大きなゴキブリでした
正直なところ、私はゴキブリが本当に苦手です。
できることなら、一生見たくありません。
それなのに、日本で暮らしていると、夏に年1回か2回ほど大きなゴキブリに遭遇することがあります。
毎年何匹も出るわけではないので、普段はその存在を忘れています。
ところが、突然目の前に現れると、去年感じた恐怖まで一気によみがえってきます。
先日も、まさにそんな出来事がありました。
その日はリビングにいたのですが、うちのスノーベンガルのソラが、何度名前を呼んでもこちらに来ませんでした。
いつもなら呼ぶと反応するのに、その日はずっと同じ場所に立ったまま、天井を見上げて鳴いています。
「ソラ、どうしたの?」
何度声をかけても、こちらを見る気配はありません。
天井の一点だけをじっと見つめながら、何かを知らせるように鳴き続けています。
最初は、小さな虫でも飛んでいるのかなと思いました。
ところが、ソラの視線の先をよく見た瞬間、本当に声が出なくなりました。
天井に、大きなゴキブリが張り付いていたのです。
しかも、いたのは窓に近い場所でした。
一瞬、どうしてよいか分からず、その場で固まりました。
しかし、そのまま見失うほうがもっと怖かったため、急いで殺虫スプレーを持ってきました。
スプレーを何度か噴射すると、ゴキブリが天井から落ちてきました。
床に落ちた後も動きそうで怖くて、キッチンペーパーを何枚も重ねて、なんとかつかみました。
「袋を1枚くらいなら破って出てくることもある」と聞いたことがあったため、ビニール袋を二重にして、口をしっかり縛って処分しました。
終わった後もしばらく落ち着かず、何度も天井や壁を確認してしまいました。
大きなゴキブリはどこから入ってきたのか
今回ゴキブリがいたのは、窓の近くの天井でした。
そのため、家の中で増えたというより、外から侵入してきた可能性があるのではないかと考えました。
窓や玄関を長時間開けているつもりはなく、普段は網戸もきちんと閉めています。
それでも、窓の開け方によっては網戸との間にわずかな隙間ができたり、玄関を開けた一瞬に虫が入り込んだりすることがあります。
エアコンの配管周辺や換気口、排水口なども、ゴキブリの侵入経路になることがあるようです。
家を掃除していても、外から大きなゴキブリが入ってくる可能性を完全になくすのは難しいのかもしれません。
我が家では毎年何匹も見るわけではありませんが、夏になると時々、大きなゴキブリが突然現れます。
そして、そのたびにホームセンターへ行き、ゴキブリ対策の商品を買うのが、いつの間にか毎年の恒例行事のようになっていました。
ただ、よく考えると、ゴキブリが出てから慌てて薬を買うのでは少し遅い気もします。
今回のように天井に現れると、薬を買いに出かけている間にどこかへ隠れてしまう可能性もあります。
それを想像するだけでも恐ろしいので、今年からはゴキブリを見かける前に準備しておこうと思いました。
以前書いた「網戸を閉めているのに虫が入る理由」の記事でも、窓や網戸の小さな隙間について触れました。
今回の出来事をきっかけに、ゴキブリ対策も同じように、侵入してからではなく侵入する前に見直す必要があると感じました。
我が家で見直したいゴキブリ対策
ゴキブリ対策として、我が家で毎年使っているのは、ブラックキャップのような置き型の毒エサタイプです。
殺虫スプレーは目の前に出たゴキブリを退治するときには必要ですが、置いておくだけで侵入を防げるものではありません。
そのため、普段から置き型タイプを設置し、万が一出てきたときのために殺虫スプレーも用意しておく方法が安心だと感じています。
置き型タイプは、冷蔵庫の後ろやシンクの下、洗濯機の周辺など、暗くて湿気がたまりやすい場所に置くことが多いです。
それに加えて、今回ゴキブリが窓の近くにいたため、窓の周辺や玄関付近、ベランダ側も見直してみることにしました。
屋外用の商品を使う場合は、雨を直接受け続ける場所や、水がたまる場所は避けたほうがよさそうです。
玄関の屋根の下や、ベランダの雨が当たりにくい隅、エアコンの室外機周辺など、濡れにくい場所を選んで置こうと思っています。
ただし、我が家には猫が3匹います。
置き型タイプはケースに入っていますが、猫が転がしたり、かじったりしないとは限りません。
そのため、猫の前足が届かない家具の裏や、簡単には入り込めない場所を選んで設置する必要があります。
殺虫スプレーを使用するときも、猫を別の部屋へ移動させ、床や壁に薬剤が残っていないか確認してから戻すようにしたいです。
ゴキブリ対策は、商品をたくさん置けばよいというより、侵入しやすそうな場所を確認し、家族やペットが触れないように使うことが大切なのだと思います。
今回一番頼りになったのは、間違いなくソラでした。
ソラが何度も天井を見ながら鳴いてくれなければ、私はゴキブリに気付かないまま過ごしていたかもしれません。
そのままどこかへ隠れていたと思うと、今でもぞっとします。
来年からは、ゴキブリが出てからホームセンターへ走るのではなく、夏が始まる前に置き型の薬を交換し、窓や玄関周辺も確認しておこうと思います。
できれば、今年の夏はもう二度と会いたくありません。





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